テストの点数を取れた上で
今日は生徒と人生設計についての話をしました。
学習することでテストの点数を取れるようになるのは当たり前、前提条件です。
テストの点数を取るのは、将来自分がやりたい仕事に挑戦してお金を稼ぎ楽しく生きるためです。
やりたい仕事、なりたい大人像。
そういうことがないままテストの点数だけを取ってもいいことはありません。
就職活動を始める20代前半までに、将来像をある程度持っておくことが必要です。
世の中はどうなっているのか、どう考えるのが筋道があるのか。
学習を通じてそこを知って判断できる人間になって欲しいです。
知識も論理的判断力も、様々な教科で育めます。
例えば社会科はそれこそこの国や世界のつくりについての知識です。
理科は自分の周囲がどのように動くかというメカニズムの理解です。
国語は自分が今いる場所以外を知り、理解するための窓です。
自分が学習することを、ただ点数を取るためだけだと考えないでください。
自分の知識と理解と想像を豊かにし、よりよい未来の自分で世の中に出る準備だと思ってください。
もちろん、将来のためにまずテストの点数はきっちり取れるように。
その上で日々、自分の将来像について想像したり妄想したりしていきましょう。
考えたことがないものになれて、生業とできる人間はあまりいないのですから。