小学生の間から式で考えよう
小学生のうちから算数で考えてほしいことがあります。
その一つは「徹底的に式で考える」という癖です。
例えば、「1時間に30個の石を積めば、2時間で何個積めるか?」という問題です。
これを60個と正解できることが安心のもとになってはいけないというお話です。
なぜなら、式で考える癖がついていない小学生は下の問題で手が止まることがあります。
「1時間に30個の石を積めば、2/3時間で何個積めるか?」
ただ正解できないとは限らず、分数になると何故か割り算が始まったりします。
もちろん、何故割り算をしたのかを聞いても、なんとなくという答えが返ってきます。
整数で掛け算をしたら分数でも掛け算をするのだと体得できるまで、仕組みを説明できるまで。
そのくらいまで小学生の間に式で考える習慣をつけておくべきです。
模範解答と同じ数字が書けていればいいというものではありません。
そのような行動では県立相模原高校のような上位高校への進学は難しくなります。
相模原弥栄高校や麻溝台高校でも、数学を乗り切ることは難しいでしょう。