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冬期特訓2024

数学の点数が伸びる演習とは?

 
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数学の学力が伸びているかどうかは、正解数では判断できません。

ノートに演習したときの正解率と、テストでの正解率が似ていない場合があるからです。

正しい学習をして正しく学力が伸びていれば、必ず似てきます。

僕は普段の演習で70%程度の正解率の生徒がテストで70点を取ってきたら、大いに褒めます。

日常の学習で身についた学力が十分発揮できているからです。

逆に普段の演習で95%程度の正解率の生徒がテストで80点を取ってきたら、対策を考えます。

日常の演習に改善点がある可能性が非常に高いからです。

もちろん、テストでとても難度の高い問題が出たときなどはそれも考慮します。

では、正しい演習とはどういうものでしょうか。

一つには反射を鍛えるものであり、一つには理解を鍛えるものです。

計算の場面でいかに「考えないで正解できる」「手が勝手に動く」レベルを目指します。

正解が出るとしても時間がかかり過ぎてはテストの点数になりません。

何度も計算練習をする中で、どのような手順で速度をあげられるかを考え続けます。

時間を測って演習し、自分の速度を数値の面からも確認しましょう。

そのうえで、理解を鍛えます。

解いた問題の正解に、なぜ至ることができるのか。

問題文のどこをヒントとして、何を考えるのか。

どの公式や定理を、なぜ用いようと考えるのか。

そのような手順を説明できるかどうかが、理解の度合いを示します。

ここを説明できずに正解の数値が出ても、それは理解とは別のものです。

よくある、答えを覚えてしまっている状態に近いレベルです。

もちろん個別演習授業では、この説明力も生徒に確認します。

とりわけ答えられなそうな部分について突っ込みます。

これに耐えられた生徒が、県立相模原高校のような上位高校へ進学して伸びていきます。

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