算数が得意になる子供の行動とは?
算数や数学がずっと得意でありつづける子供は、物事の仕組みに興味がある子供です。
物事の仕組みに興味があるかどうかは、ある行動に現れます。
それは「おもちゃの分解」です。
分解したくなるのは、見えないところで何が起きているかを知りたいからです。
壊すのとは話が違います。
蓋を開けたり、パーツを綺麗に取り外したり、ネジを回したり。
そうやって本人なりの慎重さで中身にアプローチしていくのが分解です。
投げつけて壊して中を見るのは破壊です。
ただ、分解より上に組み立てという行動があります。
ここが難しいところです。
分解したおもちゃがまた組み立てられるかどうかは別ですからね。
もし組み立てられなければ、親にしてみればお金を失ったようなものです。
ショックを受けてしまうことも大いにわかります。
そこをグッと堪えて、子供と一緒に組み立てを試みることです。
もちろん、上手くいかないこともあります。
それでもただ怒鳴りつけたり、新しいものを買い与えればいいわけではないです。
そういうことをしても、子供が賢くなりません。
何がどうして上手く組み立てられないのか、どうすればいいのか。
そういうことを子供と相談するのもまた、学びの一つです。
そういう意味では、最初から分解してもなんとかなるものから子供の周りに置きたいですね。
かくいう僕も子供の頃に目覚まし時計を分解して組み直すのに四苦八苦したものです。