通知表で5が取れるコツ
僕は生徒からの質問を受けて、数学の指導をします。
そのときに自分が問題をどう解くかを書いて見せることがよくあります。
今日も連立方程式や平行線と図形の問題の答案を書いてみせました。
色々な問題について書くこともあれば、一つの問題を4通り5通りと書くこともあります。
そういうときに頻繁に口にする言葉があります。
「ね?別に普通のこと・教えたことしか使わないでしょ?」
少なくとも通知表で5を取るための数学のテスト答案を作ることは、本来多くの中学生に可能です。
ただ教科書レベルで学んだことを使いこなせるようになるまで練習するだけです。
難しい(と感じる)問題を相手にするより前に、教科書の内容の徹底理解です。
ありえないほどの速度で問題が解けるようになるまで、丁寧に解く速度を上げるだけです。
それで90点に手が届きます。
しかし、それを多くの人は面倒臭いと考えます。
よって、みんなやりません。
多くの中学生ができるけれど、ほとんどの中学生が練習をしません。
それをどこまで貪欲にやり続けるかが、通知表で5を取れる人と取れない人の境目です。
そこに、チャンスが転がっています。
日々の練習で自分が力をつけていく途中経過を、自分で褒めて楽しむぐらいでいいです。
いつでもそうですが、僕は答案を作る時に楽しい部分だけを見せます。
楽しくない様子を見せても、子供達に得がありませんから。
つまらないと思えば多くのことがつまらなくなりますからね。
当たり前のことを楽しんでコツコツやれば、通知表で5に届きます。