線分図を小学生のうちにマスターする
高校受験に備えたい小学生を大募集しています。
小学生の間に練習しておくこととして、計算と線の引き方の話をよくします。
これらができるようになった上で、線分図の練習もしておきましょう。
線分図は問題文で書かれた条件を図にする最も簡単な手法です。
同じ大きさのものの比較、大小関係の比較をシンプルに行えます。
条件を視覚的に確認することで式にする際の目安をとれるのが長所です。
数字は非常に抽象的なもので、それを具体として捉えるためにおはじきなどで数の練習をします。
図は具体物と抽象数字の間にもう一段階段を作るようなものです。
言葉だけではどうしてもイメージがつかめない生徒には絶対にやってもらいたいです。
これができるようになれば、面積図などに発展していくこともできます。
算数が苦手なままの生徒は例外なくこういう手順を嫌っていきなり数字を扱います。
数の扱いがうまく、学校のカラーテストで100点を連発できる生徒以外は図の省略は悪手です。
手を抜いてはいけないところで手を抜くと、いつまでも算数が得意になりません。
手を抜かない習慣にするために、低学年からコツコツと描く練習をしましょう。