地道な暗記に手を抜かない
何でもそうですが、実行してナンボです。
「勉強のやり方が分かりません」等というのはその典型です。
そういう人間に「教科書の音読50回から」と伝えたとします。
ほぼ例外なくやりません。
やらないときの言い訳はそれぞれあるものですが、結果として何を実行したかと言えば何もないのです。
原因を作らずして結果だけ求めている典型です。
そうでなければ「楽をして結果が欲しい」浅ましさが出ているだけです。
地道なインプットをせずに魔法のような講義を求めても無駄です。
学習は具体と抽象の往来で進めるものです。
具体のインプットは常に地道な反復です。
そこで集積された大量の具体をあるときに抽象していくことでブレイクスルーが訪れます。
年号の暗記なども同様に反復的インプットが効果を持ちます。
なかにはインパクトのある語呂合わせで覚えられるものもありますが、語呂も万能ではありません。
一番いいのは自分でひねり出した語呂合わせになります。
しかし学習をする上で大事なのは年号本体ではありません。
なぜそのような出来事が起きたのかについてストーリーで考えることです。
人間の営みは因果の連鎖そのものです。
何事も関係なく何かが起きることはほとんどありません。
それを理解するために、地道なインプットをしておくことが大切なのです。
英単語でも同様です。
大学受験に向けて単語の暗記について考えたい人は必ず塾長のところへ相談に来てくださいね。