目玉焼きの味付けと学力向上
目玉焼きに何をかけるか?
目玉焼きに何をかけて食べるのかと言うのは、人類永遠の課題の一つです。
塩?塩コショウ?醤油?ソース?ケチャップ?マヨネーズ?ポン酢?ハラペーニョまたはハバネロ?
色々ありますよね。
でも、どの食べ方もきっとそれぞれ望んだ味付けでしょう。
みんな違ってみんないいです。
しかし、首をかしげることも世の中にはあります。
自分でソースをかけた目玉焼きを作って食べながら、こう言うのです。
「自分は醤油味の目玉焼きが食べたかった」
それなら、自分で醤油をかければよかっただけです。
ちょっと離れたところに醤油があるなら、席を立って調味料棚まで行き、醤油を探してかければよかっただけです。
そうせずにソース味の目玉焼きをつついてぶつくさ言うのです。
はてさて、この人は何なんでしょうね。
県相に行こうと望むなら、そう振舞う
目玉焼きの話なら変だと思われることでも、勉強の話になると、似たようなことをする人は多いですよね。
明らかに学力が上がらない行動をとっていながら、テストの点数に文句を言うんです。
何かを言い訳にして学習量を確保しないんです。
学力を自分で好むように味付けすることもできる部分があるはずなのに、そこを自分でコントロールしないんです。
それでいて、自分の望むようになっていないと言うんです。
例えば、解説をずっと見て数値を代入するだけの解き方で問題を解いて丸を付けていたり。
例えば、自分の間違いはどこに原因があるのかを探しに行かずにただ模範解答を赤ペンで書き写して次のページに行ったり。
それで県相に、弥栄に、麻高に、難関大学に合格できるとお思いか?
お望みでないなら、なぜその行動を続けるのか?
そう己に問いかければ、次の選択は正しいものに一歩近づくはずです。
望みをかなえたいならば、その望みが叶うような振舞いをしてください。
常に自分の行動を見つめなおしてください。
美味しい目玉焼きのために、まずは塩コショウを手に取りましょう。