やりたくないことをやるために
今日は質問対応の合間に少しずつ時間を使って事務作業を進めました。
個人塾の塾長にはよくあることですが、僕も事務作業が好きではありません。
生徒の対応をしたり問題を研究したりする方が好きな、現場主義者だけが個人塾をやれますからね。
それでもやらねばならない/やった方がいい事務作業はあります。
前者は流石に日頃から予定に組み込んで少しずつやっておきます。
やらなければいけないことから逃げて得することなどありません。
ルーティーンとして行動しておけば、やる気の有無に関わらず実行されます。
朝起きて歯を磨くのが面倒だということがないのと同様です。
今日は後者の、ある種のデータを確認できる手順をエクセルで組んでいました。
先延ばしにしていたのは、古いフォーマットのデータを改修するのが手間だったからです。
やらなくても別にものすごく困るわけではないデータではあったので、尚更ですね。
そういうものでも、自分に対してちゃんと言い聞かせておけば実行確率は上がります。
昨夜の就寝時にも今朝の起床時にも「絶対にあのファイルを仕上げるのだ」と言い聞かせました。
歯を磨く時も通勤時も「今日の最優先事務はあのファイル」と考えました。
出勤すると最初にPCで件のファイルを起動しました。
ここまで自分に言い聞かせて準備を整えれば、やれるものです。
予定通りのファイルを完成させて、今後のチェックがやりやすくなりました。
学習も似たようなものです。
ルーティーンに落とし込んでやる気と関係なくやること。
やるための意識付けと環境づくり。
この2つを整えれば、ちゃんと子供も学習するようになります。
どちらを欠いても、学習しない言い訳になりますからね。