ルールの変化に対応できる頭の良さ
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
とんねるずの石橋貴明さんのインタビュー記事を読みました。
80年代からずっとテレビを中心に活動し続けたとんねるずですが、近年ではテレビ以外の場所での活動も始めています。
記事中にも出てくる「雨の西麻布」「情けねえ」などのヒット曲もコントもスポーツバラエティもお芝居もと多くのことをやってきた人たちです。
80年台テレビっ子だった僕も多くの楽しい時間を過ごさせてもらいました。
まぁ、当時の保護者からすれば「不謹慎ザマス!」と非難の対象でしかないことも多々あったのは事実です。
テレビタレントとはそういうものなのだと諦めるものです。
この記事を読んでいて考えたのは「頭が良いとはどういうことか」ということです。
いくつもの解釈がありますが、僕にとっての一つは「ルールが変わっても対応できる」というものが挙げられます。
80年代の体力がある時期にはそれを活かした無茶な行動を、名前が売れてきたら周囲の人間をどう使うかという行動を、周囲にフォロワーが出てからは未開拓の分野(完全な楽屋受けの話をテレビに持ち込んだのはとんねるずが最初ではないかと)をという風に、状況の変化にあわせてとんねるずは活動してきました。
ずっと同じことをやり続けるのではなく、新しいことへ対応しての行動をとっているということです。
これは、頭が良くないとできません。
頭が良くない人間は同じことを悪い意味で続けますから。
記事の中で「『コンプライアンスが厳しくなったから、つまらなくなったのかい?』って。それは言い訳ですよね」と石橋貴明さんは言います。
コンプライアンス=法令遵守がテレビでも求められる時代です。
法やモラルに反している行動が電波に乗っていた時代とは違います。
今なら相当に揉めることになっていたような行動をとんねるずがとっていた時代ではありません。
そこでコンプライアンスに従うことを第一に考えるのではなく、その状況で新しいことをやっていこうと考える姿勢は進歩の源です。
このような捉え方が出来るからこそ、とんねるずは長い間テレビ業界で戦えたのでしょう。
今与えられている状況で諦める理由は何事もたやすく見つかります。
そうではなく、その状況の下でどう戦うかを一緒に考えていきましょう。