現代の子供たちは学力以前のものが足りない
「昔は良かった」という類のことを口にするのは面白くありません。
現代には現代のいいところが多くあります。
しかし、明らかに世の状況が変わっている事実を考慮にいれねばなりません。
例えば昔に比べて小学校レベルでさえ学力の格差は広がっています。
机に1時間大人しく座れない小学生が増えています。
基礎的な生活習慣を身に着けていないわけです。
自由や個性で片付けてはいけないところを野放しにしています。
紙を折って直角を作れない、正方形を作れない小学生が増えています。
身の回りの物体を使っての生活を営んでいないわけです。
画面の中より外を重視すべき度合いがあることを無視しています。
どちらも古臭いと言えば古臭い価値観から遠ざかった結果です。
子供の行動をコントロールし、子供に与えるべき刺激を与える必要があります。
子供たちの未来についてこうなってほしいという希望があるなら。
子供たちを野放図に育ててはいけません。
眼の前の現実と同じぐらい、将来を大事にするために接していかねばなりません。
僕は子供たちにいい意味で大人になってもらいたいです。
ですから、接し方のいくばくかは大人としての扱いをします。
自分で考えて行動できる人間になってもらえるように。
大人として振る舞う子供が、県立相模原高校などの上位高校へ進学して行きますのでね。