現実を知らずに上がる学力はない
学力が伸びていない生徒に共通していることがあります。
その一つは、現実を把握していないということです。
現在の自分の学力がどのような未来につながるか。
現在の自分の思考・行動がどのようば結果につながるか。
何をすれば現状をどのように変えることができるか。
行動や判断の基準をどこに置くかでどのような未来になるか。
そういう現実を把握できていません。
単純に知識の不足から把握できていないこともあります。
理解力や想像力の不足から把握できていないこともあります。
いずれにせよ、不足した生活です。
それでも小学生として過ごすことはできますからね。
子供に自力で把握しろというのは絶対に無理です。
周囲の大人が厳しい現実を示していかねばなりません。
知識でも想像力でも、周りの大人が数字や具体や理想を語って伝えねばなりません。
一度や二度語られたぐらいでは、子供は変わりません。
変わるまで粘り強く伝え続けねばなりません。
だって、我が子なんですよね?
他人の子供であれば、ほどほどで構いません。
どうなろうが自分の人生において後悔することはないでしょうから。
でも、自分の人生において最重要な我が子について手を抜いていいことはないはずです。
長期的な視野を持って育成し続ける他に道はないはずです。
まずは現実と理想を伝え続けましょう。