苦労するのは悪いことではない
我が子に苦労をさせまいという親心は世にあります。
その苦労が目先のことなのか、将来のことなのか。
その違いは子供の人生を大きく変えていきます。
目先の苦労をさせまいと甘やかせば、子供は苦労して成し遂げる何かを失います。
苦労せずとも手に入るものだけに囲まれて生きていきます。
それはそれで幸せな人生かもしれません。
しかし、親の庇護がなくなればその人生は厳しいものになります。
人生には必ず苦労がついてまわること、時としてそれは避けられないこと。
そんなことは、親御さんがみんな分かっていることですよね。
子供たちには苦労を乗り越える力をつけてあげる方がいいです。
いかにして苦しいことでも立ち向かっていくかというタフさが欲しいです。
手を抜いて楽をして思考を停止してというのでは、大人になって誰かの役に立てません。
役に立てない人間がダメだとは言いません。
でも、我が子が将来誰かに感謝される方がいいではないですか。
感謝されるなにがしかを成し遂げる力を望みますよね。
少なくとも少しでも多くのことを自分の力でできる方がいいですよね。
そのタフさのためにも、苦労を取り払いすぎてはいけません。
やらなくてもいい苦労なら、それはそれで避けていきましょう。
その上で、乗り越えて欲しい苦労・将来実を結ぶ苦労はちゃんと残してあげましょう。
そして乗り越える様子を見守っていきましょう。