偏差値60を超えてきた
青木学院では中3の季節講習の時期に複数社の模擬試験を受験してもらっています。
解説授業とセットで実施するので、テストゼミと呼んでいます。
夏の成績と見比べると「ようやく多少は伸びてきたな」と感じます。
長期通塾している正規の生徒のみで、偏差値の平均が61に届きました。
毎年この時期にようやく実を結ぶものがあります。
何事であれインプット無しにアウトプットはありません。
不足していた学習を少しずつ生徒が積み上げた結果でしょう。
しかし、模擬試験は入学試験ではありません。
ここでどれほどの答案を残そうが、当日に良い答案を残すことに比べれば意味はありません。
どの模擬試験であっても塾長からは「間違えた問題の中で自分が優先して得点したいものを決めて潰す」という指示です。
出来ないものが出来るようになった瞬間に、学力は上がったと言えます。
それを最後まで淡々とやりぬいてもらうのみです。
油断も弛緩もいりません。
大学受験という目標に向けたただの通過点ですからね。