受験当日の心構えは五分五分

受験当日が近づけば、不安が増すのが人の心です。

試験会場に入れば否が応でも緊張します。

中には本命の学校の名前を見るだけで萎縮してしまう受験生もいるかもしれません。

でも、萎縮したところで速度も正解率も上がりません。

不安な自分を実感していることを受け入れて、もう少し考えてみましょう。

受験本番で本当に手も足も出ないで0点ということはないでしょう。

そこまで力量差があるなら、おそらく出願さえしていません。

そんな記念受験に来ただけなら、萎縮もしないでしょうし。

大半の受験生にとっては、入学試験本番で解けない問題も必ずあります。

それはもう仕方がありませんので、覚悟をしておけばいいです。

解けないことがあっても「予定通りである」と堂々としていてください。

このように、解ける問題も解けない問題もあるのが受験本番です。

だから受ける側も、自信半分・不安半分で受けられたら上等です。

もう少し自信を多めに持てればなお良しですが、五分五分を一つの目標としましょう。

不安が大き過ぎれば手が止まります。

大事なことは自分にとってベストの答案を残すことで、それ以外は自分に何もできません。

良い答案を残すための良い緊張をもてるように本番に備えましょう。

そのために、物事の良い面も忘れずに心がけることです。