計算ミスを防ぐためにやるべきことはこれだ
例えば連立方程式を解く時にミスをしたとします。
そこで「計算ミス」とだけ片付けていては、学力は上がりません。
計算ミスは致命傷となりうるので、どうやってミスを減らすかを確認します。
例えば以下のようなことで計算ミスによる失点を減らせます。
- 途中式を飛ばして暗算せず、高速で書くこと。
- 2つの操作を一度に行わないこと。
- xの符号を可能な限り正に保つため、左辺にxを置くことにこだわらないこと。
- 分数はなるべくはやく整数にすること。
- 分配の際に符号の異同を確認すること。
- 展開などはペン先で確認すること。
- 式を見やすくするために適度に空行をはさむこと。
こういう当たり前の動作をできているかどうかが問題です。
という話をしても、この通りにやる生徒は極めて少数です。
大体の生徒は我流、もっと言えば楽な手抜きをします。
その結果として、対して点数が取れないままで居続けます。
だから、変えるべき点を変えるだけで圧倒的に学力で抜きん出ることができるんです。
才能の差ではなく、素直さや丁寧さや科学の差です。