我が子の学力を伸ばしたい保護者が低学年から意識すべきことは
人間は知っている範囲のもう一歩外までしか理解できません。
興味関心も、全く何も知らないものにわくのはほぼありません。
子供に学力をつけていきいきと学習して欲しいと願う親御さん。
まずするべきことは、子供の世界を広げることです。
子供に狭い世界しか見せていなければ、子供は興味関心を持って学ぶ相手を選べません。
仮にテストの点数が取れたとしても、大学で意欲的に学ぶことができないでしょう。
それ以前に学部学科を選ぶ際に、自分で学びたいものがない状態です。
志望もふわふわしてしまえば、学習もふわふわします。
そんな状態で固く学力が伸びるかといえば、言わずもがなです。
興味関心を持って世界を眺めるためには、世界のいろんな面を見せる必要があります。
たった一度の出会いから運命を感じる相手に出会えるのは稀です。
体験したものが多く豊かであればこそ、そこから世界の見方が養えます。
とりわけ吸収力の高い時期にこそ、子供たちをいろんなところに連れ出しましょう。
受験を意識すべき時になってからではもう、その余裕がありませんから。