期待値を上げる人生を
期待値の話をよくします。
手に入れられるもの×確率で考えるのが期待値です。
例えば宝くじで1等を得られれば億万長者です。
しかし当たるのは1000万分の1だと考えると期待値はたかが知れています。
プロスポーツ選手を目指すのも同じです。
トッププレイヤーになれば億万長者です。
しかしトップどころかプロになるのさえおぼつかないのが現実です。
子供の歩む道としてそれを良しとするかどうかです。
期待値を無視してそこに注ぎ込むのも夢があります。
でも、それが外れるという良くある現実が訪れた後にも人生は続きます。
20歳ぐらいで人生が終わるのであれば構いませんが、夢破れた30歳からどうするか考えるとどうでしょうか。
その後も50年人生が続くのですから、潰しの効かない人生となると辛いです。
個人的には、学習して賢くなることは最も期待値を挙げられる行動の一つです。
学習して実力がつけばそもそも手に入るものの最大値(なれる職業の幅・得る収入)が増やせます。
そして賢くなれば物事の成功率は上がります。
両方が高まるので期待値は自動的に上がります。
さらに汎用性が高い能力である学力を磨くものですから、潰しが効きます。
学力をきっちり上げることが、最も子供の幸せにつながる可能性が高いものの一つだということです。