失敗せよ
物事の成功率を上げるためには失敗から学ぶことが大事です。
多数の失敗を繰り返し、そこから仮説を立て、検証して進むためです。
ということは、まず失敗の回数を増やす勢いでガンガン取り組むことが必要です。
学力が伸びない生徒は例外なく失敗を恐れます。
つまり、挑戦を恐れます。
親が挑戦したことを認めることより、成功することを求めているせいです。
成功を求めすぎることが裏目に出ています。
最終的に成功してほしいのが親心であることは分かります。
しかし、そのために大切な手順を踏まないのは、結果として誰も幸福になりません。
特に学年が低いほど、どんどん挑戦することを最善として接してください。
ここを歪めてしまって学年が上がると、修正が非常に大変になります。
カンニングや答案の改ざんなどの不正は、正解することを至上とした接し方の結果の歪んだ認知から生まれます。
正解せよと望んではいけません。
挑戦すること・学ぶことを望んで子供に接していきましょう。