過保護が子供を駄目にする
最近また保護者さんとの面談が続いています。
面談をしていて話題になることの一つが「過保護」です。
親が我が子を心配するのは当たり前です。
幼少時に保護をするのも当然です。
しかしそれが、成長に従ってきちんと減少するものであるのもまた道理です。
少なくとも、相模原高校のような上位高校・難関大学への進学を前提とするならば、です。
子供の自主性を奪う親の発言行動は絶対に子供の学力を伸ばしません。
ある意味では親が子供を操作したいという欲が子供を潰していると言えます。
自分で自分の学習を計画し実行し判断し決定し、という判断を親のエゴが塞ぎます。
それが上位高校・難関大学進学、そしてそのような場で自分を伸ばせる子供に育っていく道だとは言えません。
親が手・口を出したい気持ちを我慢をして子供に考え、行動し、決める力を養わねばなりません。
さもなくば還暦過ぎても我が子を実家に住まわせて管理下に置く覚悟で生きていかねばなりません。
今日も僕は教え込みたい気持ちをグッと抑え込んで、問題文から何を考えるか、何をするべきかを子供と相談して子供に決めてもらいました。
子供に自分の頭で考えさせて間違えてもらいました。
そしてその間違えた挑戦に「素早かったから良し」「いい声で答えたから良し」と伝えました。
正解を出す方法を優しく教えただけでは子供が伸びないとよく分かっていますので。