親子の対話で賢くなる
算数が特別なものであると考えているうちには、算数ができる様にはなりにくいです。
算数が得意な子供たちは、数を扱うことや数で考えることを特別なことだとみなしません。
計算をするときでさえ無意識のうちにと言っていいレベルで計算します。
以前書いたことがある「make 10」などは、塾長にとって最早条件反射の域です。
考えることが特別に構えたものではなく、呼吸をするように瞬きをするように行える様になるのが理想です。
ただの習慣になればいいわけです。
だから、習慣になるまでしつこくやり続けるのが唯一の作戦です。
我が子につけてほしい力があるなら、その力のための行動を毎日ぶつけましょう。
「考えろ」と言ってもダメです。
考えないといけないことを問いかけるのです。
例えば簡単な計算を尋ねるのです。
例えば「はい」「いいえ」で終わらない質問をするのです。
例えば少し難しい言葉で話しかけるのです。
例えば子供の発言に詳細や根拠を要求するのです。
平たく言えば賢くなるための対話を続けるのです。