部活動を引退後に本気を出しても相模原高校に合格するタイプとは
もう新中3の神奈川県立高校入試まで1年を切っています。
この時期に受験生に相応しい学習習慣が身についていない新中3は、相応に余裕がある人だけでしょう。
余裕が無いのに身についていない・身につけるための行動が不足しているならば、それは志望校変更を視野に入れて生活しているということでしょう。
よくある話としては「年度も変わる前からは気が早い。部活動を引退してから本気を出す」というパターンがあります。
もちろんそういう思考をもって行動し、結果として自分にとって満点の受験を終えるならそれもよしです。
それをなしうる受験生もある程度いるのは事実です。
では、そういう受験生とそうでない受験生の違いはどこにあるのでしょうか?
いくつかの点でそれは部活動の引退前に見分けられます。
例えば一番分かりやすいのは「部活動を引退して伸びる奴は部活動引退前から十分学習している奴」という身もふたもない話です。
彼ら・彼女らは部活動を理由にして学習量の不足を起こしません。
部活動を言い訳にして勉強しない人間が、部活動を引退したからと言って十分に学習するようになると思えますか?
勉強したくない・勉強から逃げることの言い訳として部活動を使っているだけです。
その上で自分のことをきちんと分かって、進学先に高望みを市内のであればそれは構いません。
誰もが県立相模原高校・県立相模原弥栄高校・県立麻溝台高校に行きたいわけでも、行かねばならないわけでもありませんからね。
しかし、上記のような高校(SAYS)に進学することを望むなら、部活動引退前から受験生として動くのは当たり前です。
例えば、全教科とは行かないまでも2~3教科は自分にとって武器だと言えるものを作っておきたいところです。
この場合の武器とは自分が得意だという感覚だけではなく、合格に必要な偏差値に見合った実力ということをさします。
SAYS志望であれば、90点を狙える程度です。
武器としたい教科でそれが出来ていないのならば、SAYSに類するレベルの高校への進学のために今すぐ生活を変えていくべきです。
学習に直接かかわらない自分のやりたいことを自分のやりたいようにやり、それで上位高校に合格しようというのはなかなかに虫のいい話です。
重ねて書いておきますが、それは無理だということではありません。
覚悟をもって挑戦するならばそれで良いということです。
その結果、やりたいことも受験も満足する結果に終わるのが最高ですからね。