とにかく算数をなめるな
例えば、県立相模原高校に合格するために到達したい学力というものがあります。
全受験生がそこまで到達するということは無いという前提ですが、そこまで到達すれば合格できます。
それに向かってどれだけ誠実に学習を積み重ねるか、ということです。
中3の部活引退後からの全力ダッシュで間に合う生徒もいます。
小5から徹底的にやり続けてようやくという生徒もいます。
その生徒なりに、目標に間に合うタイミングでの行動というものはあります。
その上で一般論としては「行動し始めるのが早すぎて県相不合格」よりも「行動し始めるのが遅すぎて県相不合格」の方があり得ます。
例えば中2の段階で、生徒は自分の学力について何かを思ってしまいます。
「ひょっとしたら自分でも県相に行けるのではないか?」
「これは自分では県相などと口にしたら呆れられるのではないか?」
どちらが合格に近いかははっきりしています。
ということは、合格しそうなマインドを持てるようにしておけばいいわけです。
中1の段階で十分な学力を持っていれば肯定的に自分を捉えられるはずです。
そのために小学生の算数をきちんと積み上げておく必要があります。
小学生の算数をきちんとやっておかないことが、結果的に県相のような上位高への夢を断ち切ることになるわけです。