家族の食事は大事です
生徒が英語の冠詞について質問をしてくれました。
いくつかの例を出しながら説明する途中で、「まずはaが不特定、theが特定という違いから考えておこう。でも、theはそれ以外にも用法があってね~」と伝えました。
単純化することは学習の一つの手助けになりますが、過度な単純化は危険です。
英単語と日本語が一対一の対応になっているかのような考えは避けましょう。
特に相模原高校のような上位高校や大学進学を念頭に置けば、です。
あくまで長期的に学力を伸ばしてこそですからね。
さて、今日は20時まで教室を開けている予定でしたが、最後の生徒が19時で帰宅していきました。
それを咎めるわけではなく、単に興味本位で理由を尋ねてみると「家族で鴨鍋を食べるんです」と教えてくれました。
いいですね、大いに結構です。
普段塾に通っているとなかなか家族で夕食をとる機会もないです。
週末ぐらい、家族でゆっくりとご飯を食べてもらいたいですからね。
そういう場を通じてお互いの表情を見せあうことで、共有できる何かがきっとあります。
家族のおかげで自分が学べているということを、ゆめゆめ忘れてはなりません。
その感謝を示す意味でも、せっかくの家族団らんの場を活用しましょう。
といっても、普通に家族の一員として過ごせばいいだけです。
食事の準備や後片付けを手伝うとか、そういうことでいいんですから。
因みに塾長が最も好きな料理の一つも、鴨鍋です。
ただし、「うちの父が獲ってきた鴨を、父母が料理した実家の鴨鍋」という条件付きなのですが。
という話を生徒にすると、生徒が笑いながら「じゃあ、それはtheがつくんですね」と言っていました。
そういうことになりますね。(笑)