一見不要不急の学びが面白い
生徒の質問というのは様々です。
テキストに書いてあることをそのまま「分かりません」と持ってくるのは論外ですが、面白い質問もあるものです。
「人工ダイヤモンドって何に使うんですか」
「ロシアはあんなに広いのに人口密度の低さベスト3に入らないのは何でですか」
「この文章に出てくるおひつってどんな形ですか」
うん。
どれもテストにそのまま出るよっていう話ではないです。
当世風に言えば「不要不急」の質問です。
こういう質問もあった方がいいです。
問題を読んできちんと考えているからこそ出る質問ですからね。
読めばわかるようなこと、辞書を引けばわかるようなことを質問しているうちは、考えずに読んでいるレベルに近いです。
生徒の質問は生徒の伸びやすさのバロメーターです。
という話を読んだときに「バロメーターってなに?」って思いますか?
思うようであれば、あなたのお子さんも考えるお子さんに育っている可能性があります。
親が考えないのに、子供に考えろって言うのはおかしいですよね。
もちろん、バロメーターが何かをご存じの方にはいらぬ心配でした。