小学生のうちに80点を取れば危険信号
小学生の保護者さんが勘違いしていることの一つに、テストの得点があります。
小学生のうちに80点を取ることがあれば、しかもそれが複数回に及べば、それは危険信号だと思ってください。
中学や高校のころに80点をとることとはわけが違います。
範囲も狭く難度も低い小学校のカラーテストは、80点をとる時点で相当に学習に手抜きが起きています。
1年に複数回70点を切るようだと確実にアウトです。
少なくとも県立相模原高校・県立相模原弥栄高校・県立麻溝台高校のような相模原市内の上位高校進学には、です。
上記のような高校へ進学することを考えるならば、学習を大いに改善していく必要があります。
といっても特異な学習をすべきだという話ではありません。
漢字の練習や教科書の音読や計算ドリルの反復からでも構いません。
数や図形の概念を養うようなパズルや読書や、自然についての体験も素敵です。
広い世界のありようを知るための図鑑めくりだって最高です。
何にせよ、子供の知力・好奇心をはぐくむ行動にぐぐっと舵を切る必要があります。
小学生から学習を意識させるのはかわいそうだ、などと考えてしまうのはまずいです。
将来学力検査「ごとき」で、子供の選択や自由の幅が狭くなることのほうが何万倍もかわいそうじゃないですか。
人生経験の少ない子供には長期的視野がありません。
大人が子供の代わりに長期的視野を持ってください。
それもまた、親の責任の一つであるはずです。