小学生こそ暮らしで学べ
先日矢部駅近くのスーパーにいたときのことです。
カレールーのコーナーで親子連れがずっと話をしていました。
どうやらどのルーを買うかでの相談のようでした。
会話の端々から察するに、お得なカレールーはどれかを考えていたようです。
こういうときに塾の先生は「お宅のお子さんは伸びます!」とうれしくなるものです。
色々な習い事などももちろん人生を豊かにします。
それらと同様に小学生のうちにいろいろな物事に体験として触れておくことは重要です。
割合の学習で詰まる生徒がいます。
都道府県の生産物の学習で詰まる生徒がいます。
彼ら/彼女らは高確率でスーパーマーケットでの買い物体験が足りません。
割引も、値段の比較も、地名も、植物の分類も学べる場所での体験がうすいです。
仮に毎日スーパーにいたとしても、漠然と眺めているだけで刺激が足りません。
野菜の種類についてのちょっとした会話も、季節による産地の違いも親から語られることがないからです。
どれがいいと思う?などと思考を促す働きかけを親がしないからです。
具体的な事例が自分の中にストックされていない状態で文字からのみ学ぶのは困難です。
具体を積み上げた先にある抽象こそ力になります。
そしてそれを最高にサポートできるのは、親なのです。
その後の抽象化に向けての思考は青木学院にお任せください。