親を見れば子が分かる
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
生徒の通っている学校で、授業中に生徒が先生を多人数でつるし上げる事件が起きたそうです。
生徒からの質問に窮した先生を避難するような行動だったようです。
又聞きの内容なので確実な判断はできません。
前提として言えば、生徒からの質問に準備をしておくべき、または質問をどういなすかという準備をしておくべき先生の行動に不足があったのは否めません。
しかし、少しでも言いがかりをつけられるところがあったら徒党を組んで大声を上げていい、という心根が生徒側にあった可能性もまた否定できません。
そもそも、質問をするというのは「疑問を解決してさらなる高みを目指す」ために行うものです。
誰かを糾弾するために声を出したところで賢くなりようがありません。
溜飲を下げるために大声を上げる習性が中学生に根付いているとしたら、これは非常に悲しいことです。
周りの大人がそのような振る舞いをしていることから学んだ可能性があるのであれば、その悲しいことは私達大人が引き起こしていることです。
学び舎はより高い知性と人格を身につけるための場所です。
発達途上の子供たちに対して、より高い知性と人格に立った振る舞いを私達大人が見せるべきです。
そしてその最大のお手本はもちろん、親です。
親から10数年受けた影響というのは、当のお父さんお母さんが思っているより大きいものなのです。
他人に対してリスペクトを欠いた言動をする親を見た子供は、そのように育ってしまいます。
親を見れば子が分かる、子を見れば親が分かる、ということです。
塾長も、生徒を見れば塾が分かるということを肝に銘じておきます。