学習相対性理論という妄想
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
小学校・中学校・高校では檀家に分けて様々な理科を学習します。
理科の分野の一つとして、物理学・力学があります。
ここで扱う力学はニュートン力学と呼ばれるものです。
これとは別に大学以上の物理学で扱うものの一つに相対論的物理学があります。
アインシュタインが提唱した特殊/一般相対性理論と呼ばれるものに基づいた世界理解です。
この二つの力学はいくつかの相違点があります。
その一つに時間に対する理解があります。
一般に私たちの生活世界においては、時間や距離は一定のものとして扱われます。
1分は誰にとっても1分はですし、1mはいつでも1mです。
これらが伸び縮みすることはありません。
何かと比べてではく不変のものとして扱うという意味で、絶対的な世界です。
これはニュートン力学的な世界理解です。
しかし、相対論的物理学の世界ではそうではありません。
相対とは絶対と異なり、異なるものを比べて解釈するものだとまず考えてください。
相対論では「早さが光速に近づくと、時間の進み方は遅く・距離は短くなる」と考えます。
これを感覚的に理解することは難しいです。
所詮、私たちの感覚など自分たちの狭い世界と短い人生で得た貧しい経験が土台です。
それが光の速さに近づく世界の感覚になることはないからです。
ともあれ、高速で進む物体の上にいる人間の1分と私たちの1分は別の長さとして扱われます。
時間と空間は絶対的なものではなく、観測者によって伸縮するものです。
ここが相対です。
これが特殊相対性理論の認識で、一般相対性理論はここに重力が時空の歪みであるという考えが加わります。
現代物理学ではこれらの先にさらに、量子力学という面白い学問を学べます。
私たちが漫然と捉えている世界に別の視点を与えてくれるという意味で、あらゆる学問は等しく美しいです。
出張中に読書をしていて、その中で相対論的物理学の話が出ていたので、ふと妄想していました。
速度が上がるほどに時間が圧縮されるのは学習も似た感覚がありうるなぁと。
自分がガンガン解いていればいるほど、時間はあっという間に過ぎている。
自分がチンタラ怠けていればいるほど、時間はどんよりと留まっている。
どうせなら時間を圧縮できるほどに高速で動いたほうが楽に学習できるよなぁ。
そう感じられるように生徒たちに力を出しきってもらいたいなぁ。
そうすれば、あっという間に合格というゴールが目の前に来てくれる距離の圧縮もあるかもなぁ。
よし、これを特殊ならぬ学習相対性理論としよう。
そんなことを思う旅先一人で堂々巡り。
寅次郎気取り一人薄笑い。
という夜もあったとかなかったとか。