直感や判断の精度を上げる
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
学力が伸びるか伸びないかの違いは脳の使い方にあります。
例えば「直感があてになるかどうかを知っているか」です。
人間の直感は大半あてになりません。
直感があてになると考えている人間の大半は、認知に歪みがあります。
自分の直感が当たった場面は印象に強く残るので、その影響です。
あてみなる直感と思えるものは、高速で思考判断されたものに限ります。
高速で思考判断されたものは、その理由を合理的に説明可能です。
合理的かどうかは、自分より高位の判断ができる人間の評価に耐えうるかどうかです。
例えば自分が学習について判断してきたことで、テストの得点が高いかどうかです。
結果が出ているのであれば、その判断は合理です。
望むような結果が出ていないのであれば、その直感は誤っています。
こういう状況になるのは、判断過剰になっていることが原因の一つです。
多くの人間は判断決定をすることに大きな負荷を感じます。
心理的に感じるレベルもあれば、脳内で疲れが溜まるレベルもあります。
その状況で判断をすれば直感に頼り、正確さは低下して失敗が多くなります。
正確な判断を下せるようになるためには2つの要素に注意したいところです。
1つ目は判断しないことを増やすということです。
どうでもいいこと、決めてしまえることは予め決め打ちしてしまいます。
学習するかしないかの選択肢があるから、判断をミスします。
起きる時間も決めて、やることも決めてという規則正しい生活が有効のはそういう理由があります。
自由を予め減らしておくことで、良い判断ができる精度を高めます。
決め事であればミスそのものも減らせます。
掛け算九九を暗記したり公式を使ったりすることでミスを減らすのと同じです。
また、判断の正確さが求めにくいことについても判断しないことです。
不明確なことについての判断はすぐには下せないので、ずっと考え続けることになります。
考え続けたとて不明確ですから、考えが前進することはなく停滞します。
「合格するかどうか」考えても実りが少ないというものです。
もう1つは感情で動けばミスをする可能性があるということです。
人間の判断は我々の思う以上に感情に判断されます。
上機嫌なときと不機嫌なときで同じ合理レベルの判断を下すのは難しいです。
自分の感情を俯瞰してみることで、状況を正確に把握しやすくなります。
何かを決断するときには一瞬、自分を顧みましょう。
また、よい判断ができるように自分の感情をコントロールすることを心がけましょう。
といっても感情そのものをコントロールするのは難しいです。
幸福に思えと言われてもそうはいかないです。
感情のきっかけとなる環境を整えよう、ということです。
肯定的精神姿勢を保てるような状況に身を置くことで、感情をそちらへ誘導します。
とりわけ重要な判断が求められる場面ではそうです。
塾を選ぶのも重要な判断ですが、そこでもこれは大事な考えです。
