誰かのことを考える習慣が子供の学力を支える
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
学習は習慣で行うものです。
習慣の全てを子供が自主的に身につけろというのは無理筋というものです。
そもそも習慣を身につけるという行動との相性を良くしておく土台作りから始まります。
最も大事な習慣の一つは「ルール・約束を守る」というものです。
自分の感情とは関係なく、ルール・約束に従った行動ができるかどうかです。
習慣とする力が弱く学力が伸びない生徒は例外なくここに弱点があります。
自分の感情やその時の「都合」を理由として習慣化された行動を取りません。
不規則に生活・行動します。
換言すれば、学習を優先しないことがままあることを是認するということです。
学習・テキスト・指導者より自分を優先して、順調に学力を伸ばすことはないです。
優先すべきことを守るのが習慣になっていれば学力は伸びます。
外部にあるものを習慣化するのは、自分以外の何かを大事にするとも言えます。
内発されるものは放っておいてもコントロールできます。
一方で、外部にあるものを取り込むのは意図意識が必要です。
異物を取り込むことを成長ととらえる価値観が大事です。
そこも含めて、外部との調和を整えることを習慣化しておけば学力が伸びます。
字を丁寧に(きれいにとは言いません)書くこと。
締切を意識して生活すること。
未知のものを未知のまま放置しないこと。
これらが習慣化されていない生徒には、嫌な指示になります。
自分のやりたいように行動することが悪い意味で習慣化されているからです。
やりたいように子供の気持ちとやらを優先した結果が、現在の学力です。
子供がつらそうなのが可哀想だというお話もあります。
それはそれですが、不合格になればもっと辛いです。
選択肢のある人生を送れないのはもっともっと辛いです。
将来仕事と向き合うときに感じる不自由や閉塞感はもっともっともっと辛いです。
少なくとも学力が伸びない状態で学校の授業に参加し続ける辛さは進行形です。
それを乗り越えるためには、「自分の思うように」を選択し続けてはいけません。
誰かのことを考えに入れ続ける生徒が、僕の生徒としては伸びています。