丁寧な対話が学力向上の第一歩だ
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
学力が伸びやすいかどうかは色々なところで確認できます。
一つには「良い文で対話ができるかどうか」です。
昭和の父親のように単語だけで他人と対話するレベルではダメだという話です。
主語・述語・目的語が最低限揃っていること。
修飾語を適切に補えること。
適切な音量で話せること。
特段の事情がなければ、これはいずれも大事なことです。
言葉が不足している発話は、「言わなくても分かるだろう」という手抜きです。
そのような手抜きで答案を書いても、絶対に不足が出ます。
強い言葉で言えば「採点者はあなたのママじゃないんだよ」です。
自分が何を知っている・わかっているとしても、それが伝わらねば点にはなりません。
ママなら言葉にしなくても言いたいことが伝わるでしょう。
しかし、採点者はそのようには受け取らないことが十分ありえます。
分かっているか分かっていないかが、採点者には分からないからです。
また、手抜きの発話をするクセがついていればインプットも手抜きされていることがあります。
覚えるべき用語や概念を、手抜きして一部だけつまんで覚えるようなパターンです。
これは確実に点数を下げます。
使うべき公式の条件を見落として適用してしまうような場合が考えられるからです。
問題文を読むときでさえ拾い読みをしてしまいます。
出てきている数字を適当に加減乗除して答らしきものを出して終わりになります。
問題文との対話さえままならない状態では話になりません。
そしてほとんどの中学生はそのレベルにあります。
何となく雰囲気で判断し、行動します。
だから、僕は生徒に話をするときにその穴を埋めようと動きます。
文で話させて、細かく確認して、繰り返し問いかけます。
それによって伸びた生徒たちが、県立相模原高校で伸びています。