できないことをやるために
「できないからやらない」というのは完璧主義の現れの一つです。
そして上位層になればなるほど、これを口にしません。
上位層はできないことをどう対応するかを考えて、できないなりにやります。
県立相模原高校に合格する生徒も偏差値70に届く生徒も、できないことはあります。
学習の範囲において万能無敵というものではないです。
それでも上位の生徒たちは「今できるのがここ」「今できないのがここ」と捉えます。
その上で、「できることをどう重ねてできないことに届かせるか」を試行錯誤します。
「できないこと」が「やらない理由」にはならないのが上位層です。
これは人生において非常に大きな差になります。
中学生の間に偏差値50と偏差値67ぐらいの差になります。
GMARCH以上と日東駒専未満ぐらいの差になります。
大人になったらもうその習性は修正しづらいレベルになっています。
一生の間に手に入る何某かに大きな差がつきます。
できないことをやるために、できることをやるんだよ。