受験まで長期的に子供を導くのがいい親だ
中学受験をしないなら小学生の間はそんなに学習しなくてもいいと考える人もいます。
それはそれで一つの考えではあります。
しかし受験を生業としている人間から見ればそれは賛同できない考えです。
高校受験はほとんどの中学生が経験します。
大学受験も半分程度の高校生が経験します。
そして大学受験では、どこの大学でもいいと考える人は少数派です。
いずれ受験をする可能、そしてそこにそれなりの結果を求める可能性。
これを考えれば、受験を無視した生活は非常に危険です。
小学6年間で学習しない生活を続けているのに、中学生になっていきなり学習はできせん。
学習の速度や難度が上がってからいきなり結果を求められてもついていけません。
そもそも小学生の間に習得しておくべき学力がないのに、中学生の内容は習得できません。
習慣としても能力としても、いずれ使うものを準備しておかないのは悪手です。
受験がいつやってくるかはもう分かっています。
少なくとも親には時期も意味も分かっているはずです。
それなのに、土壇場にならないと対応や準備をしないなら、子供に結果を求めてはいけません。
