1秒を使うか 使わないか
使うべき1秒と使うべきではない1秒があります。
符号がうまく扱えているかは1秒使うべきです。
大小がうまく扱えているかは1秒使うべきです。
計算の工夫ができないかは5秒使うべきでしょう。
でも、無駄な計算の行をいつまでも書くのは5秒無駄です。
暗算の速度が遅いのは5秒無駄です。
筆算を書くのは5秒無駄です。
そうやって使うべき時間と使ってはいけない時間を取り違えるから、遅いのです。
自分が今やっている行動を変えていけば、速度は上がります。
一つひとつの行動を、どう変化させたらいいのかを常に考えましょう。
十年一日のごとく同じことを繰り返しても革命的には早くなりません。
雑に変化させても正答率が上がりません。
正しく変化させてこそ学力が上がるのです。