自主性を伸ばすために子どもと話す
子供の学力を伸ばすためには、子供の自主性が必要です。
自主性は内発のものです。
手を出して口を出したくなる気持ちを大人がコントロールしていかねばなりません。
全てにおいて指示を出したり、過剰に意見を押し付けたりしては自主性が出ません。
手本を示すのは構いません。
なんの目安もなしに行動しろというのは子供にとって過酷です。
具体的にどういうことをすればどうなる、という手本でガイドしましょう。
しかし、それが過剰な押しつけになれば子供は反発します。
特に中学生・高校生は反抗期ですからね。
本人の意見を上手く引き出して、それをある程度取り入れていきましょう。
大人として異論がある場合でもそれを示すだけではなく、納得してもらうことが大事です。
子供の意見を受け止めて理解を示す姿勢なしに意見を投げつけてはいけません。
なぜ異論があるのか。
お互いの意見の違いはどこにあり、どうすればいいと思えるのか。
そこを交換していく姿勢を通じて子供の思考力や表現力は伸びます。
ただ受け入れろは、無味乾燥な暗記と変わりません。
そうして自分の意見を現実にしていくことで、子どもの自主性は育まれます。
そうなれば、学力は伸びます。