小さいルールから守る
人生には踏み外してはいけない一歩があります。
「間違いから何を学ぶかが大切だ」と生徒にはよく言います。
それでも、やってはいけない一線は必ずあります。
日頃から無闇に線を踏み越える癖をつけると、いつか本当に越えてははいけない一線を越えます。
日頃から一つ一つの行動を丁寧に重ねていかなくてはいけません。
ノートとワークに日付を書く。
大問一つごとにマルをつける。
正答を書き写さない。
分からないことを見つけたら確実に調べるか質問する。
ただこれだけのことさえ、やらない人はずっとやりません。
そうして悪い意味で自由に生活し続けた結果、一線を越えて不合格になります。
日常一つ一つの行動を丁寧に踏まなくては、肝心な時に丁寧に踏めません。
守るルールは難しいものではなく、簡単なものから慣らしていきます。
つまり塾で言われる簡単なルールをいつまでも注意されていてはいけないということです。