器官を増やす
学力が伸びるためには、より多くの器官を使うことが大事です。
松江塾の真島先生は「人の話は目で聞く」という名言を発しています。
耳だけ傾けるのではなく、目線もグッと向けることで集中を増そうということです。
これと同じように、使えるものはどんどん使って集中を増していきましょう。
問題文を読むときに目だけで追っていると、読んでいるつもりの見落としが出るものです。
僕は生徒によく、問題文は指先・ペン先で読めと伝えます。
自分の読んでいるところを指示し、動くものを視界に入れることで視線を集中します。
また、重要な部位にはペンで印をつけやすくもなります。
リスニングも電車で聴く時には音源だけでもいいです。
しかし可能であれば、英文を見ながらのほうがより良いです。
特に初心者はそうです。
ある生徒は、その日聞く音源の英文を写真データとしてスマホに入れていました。
とにかく自分に負荷をかけてでも、刺激を多く与えることが必要な瞬間もあります。
無論、それを継続できる仕組みと併せていきたいところです。