練習量と解くテンポ
練習量は大事です。
十分に練習を積んだ答案にはリズムがあります。
問題を解くときにも問題によってペンが動く速度が変わるうちは、まだまだ練習が足りません。
テストの際に最後まで解き終わらない生徒がいますが、これはシンプルに練習が足りません。
先生は試験時間内にこのぐらい問題が解き終わるであろうと想定して問題を作ります。
それに間に合う速度は、過剰なものを要求されるわけではありません。
ただ、問題を読んで即反応してテンポよく答案を書ければ間に合う問題数です。
考えこまなくてはいけない時点で、基本的な学習訓練が足りていません。
また、最後まで集中力を切らさず解き続けるためにもテンポが重要です。
解く速度が変化すると疲れが溜まりやすくなります。
何事でもそうですが、一定の速度でやり続けていることは疲労を感じにくいものです。
疲労は集中力の低下を生みますから、必定正解率も落ちますし、速度も落ちます。
50分ずっともぐり続けるように集中して解く練習をするぐらいの気持ちでやってみてもいいでしょう。
もちろん実際には、息継ぎをするように集中を切って即戻る領域に達するのが目標です。