子供に自信を持ってもらう第一歩とは
毎度同じ話で恐縮ですが、子供の学力のために保護者の皆様に心がけて頂きたいのは具体のインプットです。
言い換えれば体験です。
子供が自信を持って学習するためには、いくつかのステップがあります。
その一つ目が「興味関心を持って世界を眺める」ということです。
抽象的な事柄にいきなり興味を持てるのは、ある程度知能の成熟した人間になってからです。
興味関心のある事柄については、じっくりと腰を据えて考えることが出来ます。
じっくり考えれば、たとえ正解しても不正解であっても脳を使っていますから学力が伸びます。
安易にここで手助けをしては考えませんから脳を使わず、学力は伸びません。
〇がつけば学力が伸びているというものではないです。
そうやって興味のあることにじっくり取り組んで脳を使っていくことで、将来ガツンと学力が爆発します。
その瞬間に、子供たちは自分の学習に自信を持ってくれるようになります。
後はそのサイクルをガンガン回していけばいいわけです。
とにかく、保護者の皆様にはお子さんに自分以外の何者かに対して興味関心を持ってもらうような体験を積ませてもらいたいのです。
いくつもの体験を通して子供に観察する目の素養と、分野を限らない様々な世界の見方をみにつけてもらってほしいのです。
好きなことに熱中してもらうことと同じぐらい、これは保護者様にしかできないことです。
むしろ、これまで体験していない何かを味わうことで新しい自分になることだってあるはずです。
子供が好きなものばかりを与えるのではなく、広い世界の様々な眺め方を見せてあげてください。
そうしてもらえれば、あとの学習の伸びは私たちがお手伝いできます。