質問の仕方にも良い悪いがある
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
生徒達の質問の仕方をいくつかに分類して考えてみました。
1.「~~の問題を考えて~~だと思うんですけど合ってますか?」
→とてもよい質問です。自分の疑問をとらえて一生懸命自分なりの答えを出し、さらにそれを確かめようとしています。
間違っていれば先生が正しい解法を説明してくれます。
もし合っていたら、先生が応用や発展を見せてくれるでしょう。
2.「~~の問題が分からないんです。~~までは考えたんですけどどうしたらいいですか?」
→よい質問です。自分の疑問に対して、出来る限りのアプローチの跡が見えます。
もう一歩前進するために必要なヒントが先生からもらえるでしょう。
勉強に対して粘り強く戦えています。
3.「~~の問題を教えてください。」
→あまり良くない質問です。自分の分からない問題は分かっていますが、十分に考えていない様子がうかがえます。
自分がその問題が解けないのは何が問題なのか、どこに注意して話を聞かなければいけないかを突き止めましょう。
4.「~~が全部分かりません。」
→良くない質問です。不得意な分野であることはもちろん先生に伝わりますが、本当に全部分からないで何も出来ないでしょうか?
問題文の中に分からない言葉が出ているとしたら、「この言葉が分かりません。どういう意味ですか?」と尋ねるところから、一歩ずつ疑問を解決していきましょう。
少しでも良い質問を引き出せるように、毎日の対面指導を行っています。
演習授業はただ問題を解いて終わりではありません。
その前後にいかに頭を使って考えてもらうかが重要です。