水曜は教科横断講義
毎日、生徒に話すことについて考えています。
今日は寒くて目が覚めて向かった駅の立ち食い蕎麦屋でそばをすすりながら、「あ、あの内容の指導でこれを話そう。それにつなげてこの話が出来る」と考えていました。
水曜の講義授業では特に、意図的に話を遠くに飛ばします。
目の前にある一問からどこまで違う話に広げていけるかに気を配ります。
これは、生徒に連鎖的に知識を使える人間になってもらいたいからです。
知識を一対一対応で扱う人間は応用力がありません。
公式を覚えてそれに数値を代入して終わるだけのようなものです。
そうではなく、知識・公式を使いこなせる人間になってもらいたいです。
きょう解説した理科や社会の問題も、教科書に載っていることをそのまま答えれば正解という問題ではありませんでした。
そのかわり、与えられた問題文やデータから理屈にのっとった手順で話を組み立てれば正解できる問題です。
理屈を使って柔軟に、ということを体感してもらうためにも、教科横断的に生徒に話をするための講義授業だと思っています。
無論、それに耐えうるだけの基礎力を生徒が身に着けているからできるんですけどね。