テストでもないのに途中式をいちいち消す奴は何をやってもダメ
学力が伸びにくい生徒によくある話ですが「上っ面」「見かけ」をとても重視します。
テストの点数が良くないのにノート類がとてもきれいだったりするわけです。
数学で言えば「計算の途中式や筆算を書いているにもかかわらず決して、ノートには答えだけ残っている」ようなものがあげられます。
寡聞にしてこの手のノートを作っている状態の生徒が点数を伸ばしていくことを見たことがありません。
そもそも考えてみましょう。
そのノートのきれいさって、学力を上げますか?
消しゴムをかけている間に、頭が働きますか?
暗算をしたわけでもなく計算の工夫をどれだけしたかも確認できなくて、速度が上がりやすいですか?
間違った後の解きなおしでどこを改良したらいいかが分かりにくいのに、スムーズかつ効果的な解きなおしが出来ますか?
完全に・地獄のように・あり得ないぐらい無駄ですよね。
そんな無駄なことにカロリーを使ってどうしたいんですかね。
しかも。
この手の生徒はそれを止めるように注意しても、なかなか聞きません。
自分の美学と学力で、美学を取るんでしょう。
まぁ、構いません。
塾長の対応としては「何度でも言うぞ」というだけです。
人生を変えるためですからね。