次に勝つための改善案を探そう
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
お盆休み特訓の受講生を募集しています。
お盆休み特訓のお申込み受付は8/6火曜日までです。
数学が苦手な生徒、というよりも学習全般が苦手な生徒に言えることとして「とにかく遅い」ということがあります。
いろいろな動作が遅いのです。
問題を解く・読むだけではなく、ペンの上げ下ろしや移動、はては通塾してくるタイミングさえ遅いです。
今日はある生徒と、この遅い行動を早くするにはどうしたら良いのかを話し合いました。
この生徒が言うには「自分は塾長と比べて読むのが遅い」というのです。
実際にどのぐらいの速度で読むものかを黙読で見せた上で、読んでいるから言えることをいくつか話して、ズルをしていないことを分かってもらいました。
「じゃあ、どうしたら速くなると思う?」と尋ねました。
「わからない言葉があったりすると遅くなるから、知ってる言葉を増やすことが必要だと思う」と答えてくれます。
「じゃあ、どうしたら知っている言葉が増えると思う?」と再び尋ねました。
「言葉にもっと触れるためにもっと読んでいく」というのが生徒の結論の一つでした。
もっと読むと言ってもどのぐらいの量を読むとどうなるかの目安が内容でしたので、塾長が小中高でどのぐらいのペースで本を読んでいたかを話しました。
その後で、「問題を解く速度を上げるためにも、知っていると即断できる問題を増やしたり、そもそもどう判断したら問題を解くのが楽になるかのポイントをどう探すかが大事だ」という話を続けて伝えました。
学力を上げるための行動の最中には、一問の正解が何なのか・正解したのかどうかにはあまり大きな価値がありません。
解けない問題があったときにどのような知識や理解を得たのか、あるいはどのような汎用性の高いものの見方が手に入ったか、または現状改善のためにどのような知見を得たか、それらを実行できたかには大いに価値があります。
だからこそ正解不正解のみをノートチェックで論じるのではなく、改善案を生徒と話し合うのです。