量に立ち向かえ
例えば偏差値65に届くか届かないか。
その違いとして最もシンプルなものは学習量の問題です。
学習量が全く足りていないのに、方法論だけで偏差値65に届くことはないです。
いわゆる学習の才能の多寡はもちろん結果に影響します。
できれば学習の方法も洗練させたほうが手間が減らせるのも確かです。
しかし、才能がないからと諦めたり、学習方法がわからないから手を止めたり。
そういう言い訳は学習量を増やすことからの逃避です。
何を言おうが得点という数字がそれを示してしまいます。
その現実から目を背けて学習の増加を先送りするのは、合格からは遠い行為です。
僕はよく、音読200回の話をします。
実際には200回音読する生徒は世にほぼいません。
みな何某かの理由をつけて、地道な学習から逃げます。
だから、大した学力まで届くことがありません。
逆に言えば、地道にやりさえすれば今からでも学力は絶対に上がります。
大人になっても地道な行動から逃げない人間であれば、いい仕事ができます。
実はこここそが、本当に人生を支えてくれる能力だとも言えます。