生徒に質問して確認する対話
生徒に対しては時折少し長めに話をします。
それは、大事なことを納得してもらう対話だからです。
対話の基本は、相手の話を聞くことにあります。
相手が言っている内容に適切に反応するのが対話だからです。
オウム返しができるように集中して聞く。
相手の言っていることをまっすぐ捉えて、考えながら聞く。
疑問や反論が出せるように聞き、タイミングを見てそれらを伝える。
そういうことができるかどうか、できているかどうかを見ながら対話をします。
そのためにも対話の途中で生徒に言います。
「ここまでは納得する?」
「はい、今言ったことをそのまま言って?」
これらができていない小学生は非常に多いです。
そうなると、「質問されたとおりに答える」ということができずに失点します。
「is going to」で質問されているのに「will」で返すようなものです。
もちろんそれ以前に教科書や学校の授業を受け止めきれないことになります。
その状態で学校のテストで90点100点を狙えるかと言えば、言うまでもないでしょう。
基礎基本の一つは常に対話に有り、対話の基本は常に正しく聞くことにあります。