一歩下がって学習し直す

苦手なものを得意になりたいなら、コツは一歩下がることです。

例えば連立方程式が苦手な生徒は、中学2年生の連立方程式の問題をやればいいと考えます。

もちろんそれで良化することもあります。

でも自分が数学を苦手だと思うなら、中1の一次方程式まで遡りましょう。

それも苦手だと思うなら、小学生の算数まで遡りましょう。

前の学年の基礎ができていないから新しい学年で躓くというのは、非常によくあることです。

遡っての復習は時間も手間もかかります。

でもその時間や手間を惜しむ姿勢が、算数や数学を苦手にします。

結果として算数や数学から逃げて手に入るものだけで生きていくことになります。

逃げるのがダメだというわけではありません。

徹底的に逃げ切ればそれはそれとして楽しい人生になります。

それを分かった上で逃げない覚悟があれば、遡る辛抱強さがあれば数学は得意になります。

これまでサボって逃げてきた分を取り戻すのですから、人の三倍学習しましょうね。