曖昧さを一つずつなくそう
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
今日も数学を得意になってもらうために問題演習の答案を検討していました。
正解が出ている問題についてノートを見ながら、
「なぜこの問題はこの式を書いたのか説明して」
と問うと、何やら不明瞭な発話を繰り返します。
そのたびに
「その言葉はここでは使えないから、別の言葉に言い換えてみて」
「その考え方だとこの式のここが合わないけど、なにか理由があれば教えて」
と少しずつ修正を図ります。
答案に使った公式についても説明ができていなかったので、改めて公式の導き方から補足を加えつつ説明しました。
「で、この公式を使うならこうやって答案を作ったほうが楽だと思うんだけどどうかな?」
と最後に確かめると、納得のいった表情をして頷いてくれました。
面積・表面積・側面積・底面積の使い分けもあやふやだった部分から、少しは修正できたでしょう。
用語はきちんと使い分けていき、公式は説明できる物を増やしていくというのは学習の王道の一つです。
曖昧な理解は曖昧な答案に繋がり、試験での武器にはなりません。
もちろん将来の夢を叶える武器には到底及びません。
正解と数字が一致しているかどうかを目標にしない学習は、未体験の生徒にはきついかもしれません。
しかし、仕組みをきちんと分かる学習を身につければ、先々の勉強できっと助けになってくれはずです。