「正解」「○」にこだわるから県相に行けない
学習しても学力が伸びないという話を聞くことがあります。
これはそもそも十分な量の学習をしていないからだというのが大半の原因です。
一口だけご飯を食べても満腹にならないことと同じようなものです。
しかし、学習の量が十分なはずなのに学力が伸びないことも現実にはあります。
学校のワークを5周しても80点に届かないような場合です。
これは、ワークを周回するときに何を考えているのかが影響しています。
「正解」「○」にこだわったがために学力が伸びていないことが考えられます。
こういう生徒は、正解すればいいと考えてしまって、間違えた問題の正解を覚えることになりかねません。
大事なのは「自分の答案のどこが不味かったのか」「なぜ正解答案が適切だと言えるのか」という部分の理解定着です。
結果を強く求めすぎるがあまり、途中経過が粗雑なものになってしまってはいけません。
周回する前後に、自分の不足はどこなのかを意識して解き直しましょう。
前回計算ミスをしたのはここだったな。
ここの知識を覚えていれば解けるんだったな。
この解法を使えるのはこの条件があれば良かったん よな。
そういう部分を思い出していく階段だけが学力を伸ばします。
その高みの先に、県立相模原・相模原弥栄・麻溝台高校での日々があるのです。