誰にでも青チャートがいいわけではない
例えば偏差値50前後の県立高校に通っている生徒が数学を得意になりたいとします。
書店で参考書を買おうと思ってまず手に取るのが所謂青チャートと呼ばれるものでしょう。
青チャート自体はとても良いテキストです。
上位・難関大学合格にぜひマスターして頂きたいものです。
しかし、大事なのは今の力量と目標に合った教材です。
前述レベルの高校の生徒であれば、白チャート・黄チャートで十分足ります。
むしろ難度が下がる分、周回するペースを上げて定着可能性が上がるのでお勧めです。
大事なのはどれだけ網羅しているかという点だけではなく、周回してどれだけの学力に到達できるかです。
そのためにも、生徒ごとに違った教材を持ってもらうのは当然のことです。
今の実力と目標でやるべきことは違ってくるはずですからね。
無暗に高い実力の人と同じ教材を使えばいいというものではありません。
自分の手に入れたい何かのために最善の手段を常に調整しながら進みましょう。